事故後の頭痛やめまい…脳に異常がなくても起こる理由

いつもご覧頂きありがとうございます。

新所沢駅東口徒歩3分のさくら堂整骨院です。

交通事故のあと、検査で「脳には異常がありません」と言われたにもかかわらず、頭痛やめまい、吐き気といった症状に悩まされる方は少なくありません。実はこれらの症状は、脳だけでなく首・筋肉・自律神経の影響によっても引き起こされることがあります。本記事では、事故後に起こる頭痛やめまいの原因と、その対処法について詳しく解説します。

なぜ事故後に頭痛やめまいが起こるのか?

交通事故で体に強い衝撃が加わると、骨折や出血などの大きな外傷がなくても、体の内部ではさまざまな不調が生じます。その代表的な原因は次の通りです。

  • むち打ち症(頸椎捻挫):首の靭帯や筋肉に損傷が起こり、血流や神経の働きが乱れることで頭痛やめまいを引き起こす。
  • 自律神経の乱れ:事故の衝撃や精神的ストレスにより交感神経が優位になり、めまいや吐き気、倦怠感が出やすくなる。
  • 筋肉の緊張:首や肩の筋肉が硬直すると血流不足が起こり、後頭部の締め付け感や慢性的な頭痛につながる。
  • 微細な神経損傷:画像検査では映らないレベルの神経障害があり、しびれやふらつき感を伴うこともある。

症状が長引くとどうなる?

事故後の不調を放置すると、慢性的な頭痛やめまいが続き、日常生活に支障をきたすことがあります。特に注意が必要なのは以下のケースです。

  • 頭痛が数週間以上続く
  • 首や肩の強いこり、可動域制限がある
  • 睡眠の質が落ち、疲労感が取れない
  • 集中力の低下や気分の落ち込みが目立つ

これらは「脳の異常がないから大丈夫」とは言い切れない状態で、早めの対応が回復のカギとなります。

事故後の頭痛やめまいへのセルフケア

ご自宅でできる対策としては以下の方法があります。ただし、強い痛みや症状が悪化する場合は必ず専門家に相談してください。

  • 安静をとり、無理な動作を控える
  • ぬるめのお風呂で血流を促進する
  • 就寝時の枕の高さを調整して首の負担を減らす
  • 軽いストレッチや呼吸法で自律神経を整える

接骨院・整骨院でできるサポート

当院のような接骨院では、事故後の後遺症ケアに特化した施術を行っています。病院では「異常なし」とされても、以下のようなアプローチで改善を目指すことが可能です。

  • 手技療法:首や肩の筋緊張を和らげ、血流を改善
  • 電気治療や温熱療法:神経や筋肉の回復をサポート
  • 姿勢矯正:事故後に崩れた骨格バランスを整え、再発予防
  • 自律神経調整:リラックス効果のある施術でめまい・不安感を軽減

まとめ:脳に異常がなくても油断は禁物

交通事故後の頭痛やめまいは、必ずしも脳の異常が原因とは限りません。首の損傷や自律神経の乱れが関与しているケースが多く、早期にケアを始めることで慢性化を防ぐことができます。症状が長引いている方や「病院では問題なしと言われたけれどつらい」という方は、ぜひ一度専門の接骨院・整骨院へご相談ください。

アクセス便利な新所沢駅近くの「さくら堂整骨院」では、事故後のリハビリや後遺症ケアを行っています。頭痛・めまいでお困りの方はお気軽にご相談ください。