事故直後の現場写真|保険で有利になる撮影ポイント
どこを撮れば保険で有利になる?

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新所沢駅東口徒歩3分のさくら堂整骨院です。
交通事故は突然起こるものです。その場では動揺しやすく、つい必要な記録を残さずに終わってしまうことがあります。しかし、事故直後の現場写真は保険会社との示談交渉や治療費請求を有利に進めるための重要な証拠となります。今回は、事故直後に撮影すべきポイントを専門的な視点でまとめました。
なぜ現場写真が重要なのか?
- 過失割合を判断する根拠になる
- 事故状況の再現に役立つ
- 保険会社や裁判所での証拠として有効
- 後から「言った・言わない」のトラブルを防げる
撮影すべき具体的なポイント
焦らず、できるだけ多くの角度から撮影しましょう。以下のポイントを押さえることで、保険上の立場を有利にできます。
① 車両の損傷部分
- 破損したバンパーやライト、ドアなどの損傷箇所をアップで撮影
- 全体像と損傷部の両方を記録しておく
② 事故現場の全景
- 交差点や道路の全体の様子がわかるように広角で撮影
- 信号機・標識・一方通行表示など交通ルールを示す要素を含める
③ 車両の位置関係
- 衝突直後の車の停車位置を記録
- 相手車両との距離感や角度を複数方向から撮る
④ ブレーキ痕・落下物
- 路面に残ったブレーキ痕やタイヤ痕
- 破片や液体漏れなど事故の衝撃を示す証拠
⑤ 相手車両のナンバー・損傷
- 相手のナンバープレートは必ず撮影
- 損傷部位のアップ写真も忘れずに
⑥ 周囲の状況・天候
- 事故当時の天気・路面状況(雨・雪・乾燥)
- 街灯や信号の有無など視界条件
⑦ ケガや身体の状況
- 打撲や出血など外傷の写真(可能であれば)
- 腫れやあざなど時間経過で変化する症状も定期的に記録
撮影時のコツ
- スマホで構わないので枚数を多めに撮る
- 距離を変えて全体→中距離→アップの順で記録
- 可能なら動画で現場を一周撮影するとさらに有効
まとめ|写真が未来を守る
事故直後の現場写真は、単なる記録ではなくあなたの権利を守る武器です。保険会社との交渉を有利に進めるためにも、冷静に必要な部分を撮影しておきましょう。
また、身体の不調がある場合は必ず接骨院や整形外科を早期に受診し、診断書や施術記録を残しておくことが重要です。これらは写真と同様に、将来的に治療費請求や後遺障害認定に役立ちます。
万一の事故に備え、この記事をぜひブックマークしておくと安心です。