交通事故直後に「絶対にやってはいけない行動」

いつもご覧頂きありがとうございます。新所沢駅東口徒歩3分のさくら堂整骨院です。
交通事故は、誰にとっても突然の出来事です。事故直後はパニックや動揺から、冷静な判断が難しくなります。しかし、その瞬間の行動が、ケガの回復や保険の補償、さらには法的な責任に大きく影響します。
今回は接骨院院長である私が、これまで多くの交通事故患者様を診てきた経験をもとに、事故直後に絶対にやってはいけない行動をお伝えします。
1. その場を離れる(いわゆる「当て逃げ」)
事故の大小に関わらず、その場を離れることは道路交通法違反(ひき逃げ・当て逃げ)になります。相手の怪我の有無を確認せずに立ち去ると、刑事・民事の両方で重い責任を負う可能性があります。
- 必ず安全な場所に車を停める
- 相手の安否を確認する
- 警察へ通報する
2. 警察に連絡せず示談で済ませる
「大したことないから」「警察を呼ぶと面倒だから」と示談で済ませるのはNGです。事故証明がないと、自賠責保険や任意保険が使えません。後日、相手や自分の体調が悪化しても、補償を受けられない可能性があります。
ポイント:事故の大小を問わず、必ず110番通報し、事故証明を取得しましょう。
3. その場で「自分は悪くない」「全部自分が悪い」と断定する
感情的になって口走った言葉が、後の過失割合の判断に影響します。交通事故の責任割合は、現場検証・物的証拠・保険会社の判断によって決まります。
- その場で過失割合を決めない
- 事実のみを冷静に伝える
- 感情的な発言を避ける
4. 痛みがないからと病院・接骨院に行かない
事故直後はアドレナリンの影響で痛みを感じにくくなります。むち打ちや腰の損傷は、数日後〜数週間後に症状が出ることが多いです。初期診断が遅れると、治療が長引いたり、保険が使えなくなるケースがあります。
専門家からのアドバイス:事故後は痛みがなくても、必ずその日のうちに整形外科や接骨院で診察を受けましょう。
5. 証拠を残さない
後日、事故の状況を証明できる写真や記録がないと、保険会社との交渉が難航します。
- 車両の損傷部位を撮影
- 道路状況・信号機・ブレーキ痕を撮影
- 目撃者の連絡先を確保
- ドライブレコーダー映像を保存
まとめ|交通事故直後は「落ち着いて、記録して、報告する」
交通事故直後にやってはいけない行動は、感情や思い込みで動くことです。安全確保・通報・記録・受診、この4つを意識すれば、後のトラブルを最小限に抑えられます。
当院では交通事故後の専門施術にも対応
さくら堂整骨院では、交通事故によるむち打ち・腰痛・関節痛の専門施術を行っています。
保険の手続きサポートや、提携医療機関への紹介も可能です。事故後の不安や疑問は、どうぞお気軽にご相談ください。
📍所在地:新所沢駅東口徒歩3分